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80’s バイク

80’s バイク

ヒロイン

こんなウルトラマンがみてみたい


ヒロイン( さと○珠緒似の可愛い娘ちゃんタイプ )

 地球防衛隊のアイドル、ただの可愛い娘ちゃんだけじゃなくて、どことなく
 知性も漂わせている。


 もともと育ちが良いせいか、おだやか。そして物事を常に良い方向に考える。
 そのせいか、必ず良い結果を手に入れる。


 「 おいおい、そんな甘い考え方じゃダメだよ~。 」
 なぁんて まわりの隊員に言われているが、
 「 ほら、ちゃんと 収まったでしょ。 」
 とか何とか言いながら、結局、丸く収めちゃう。

 彼女のみょ~なプラス思考は、隊員に一目おかれている。

 そんな得な性格の持ち主。

 このヒロイン 
 主人公に対して、いつしか 密かに想いを寄せるようになる。
 

 でも、決して自分から想いを告げたりしない。
 さりげなく 相手を自分に振り向かすようしむける。

 可愛いいが女性らしいズルさ、したたかさもしっかり持っている。


 むろん、かなり嫉妬深い。
 物語に年頃の女の子が出てきたら、さぁー大変。

 顔はクールだが、戦闘機の操縦はむちゃ荒くなる。


 でも、惚れたら一筋。他は目に入らない。


 さりげなく愛する人をサポートするようになる。

 ( 今は出来ないが・・ )


 最終話

 戦いに敗れボロボロになり、満足に歩けない主人公。それでも行こうとする。

 
  
 「 どうして そこまでして行こうとするの! 」
 

 敵は3度目の戦いで、ついに宿敵ウルトラマンZEROを倒した××星人。
 超巨大円盤で現れ、ウルトラマンZEROを倒し、
 世界中の都市を破壊したうえ、
 更に地球人に いけにえにウルトラマンを差し出せと要求する。

 しかし、彼らの本当の目的はウルトラマンを倒し、
 地球を征服するといったものではない。

 ウルトラマンZEROの本来の力、
 つまり宇宙最大の力を己の意のままにしようとたくらんでいる。
 ( もしもこれを手に入れたなら、宇宙戦士が束になってかかってきても怖くはないと考えている。 )

 主人公も彼らの本当の目的は薄々感じている。
 また、自分が手に入れた力も脅威だ。

 しかし、元来の負けず嫌いな性格が災いして、逃げるなんて事は出来ない。  

 超巨大円盤の脅威とは全く正反対のたたずまい、夕焼けの美しい廃墟の東京。


 敵に引き付けられように、引きずった足で建設中の鉄骨の高層ビルを
 登って行く主人公。

 そこへヒロインが現れる。

 「 どうして そこまでして行こうとするの! 」

 「 本音はちょっと逃げたいというのもあったんだけど・・ 
    どうせー後で後悔するだろ。 俺、そういうの ダメなのよね。
    俺、逃げるのとあきらめんの 一番 嫌なのよね。 」

 そう言って主人公、胸のポケットから変身ツールを取り出そうとする。


 
 その瞬間、主人公とヒロインの前に等身大の光の玉が現れる。
  まばゆいばかりの光の中から人間と等身大のウルトラマンZEROが現れる。

 ZEROのまわりは綺麗な暖かいオーラでつつまれている。


 「 君はよく闘った。

 しかしもう限界だ。 もうこれ以上の戦いは君の肉体がもたない。 」

 しかし、それでも行こうとする主人公。
 
 「 俺には守るべき人がいるんだ。 」 
 
 決して、口には出さないが彼の決意は固い。


 変身ツールを振り上げようとする主人公。ZEROが思わずその手をつかむ。


 「 これ以上の戦いは 君の命の保証が出来ない。
   
   それでも戦うというのなら この戦いの後、

   私と光の国に行き 君の命の洗濯をして欲しい。

   この願いが聞き入れなければ、私は君とは協力出来ない。 」

 主人公、ZEROの眼を見て 静かにうなずく。


「 冷静に自我をコントロールするんだ。 死ぬな・・ 」

 光がまた輝き、ZEROが消えてゆく。蛍のような光が余韻の様に残る。
 今、目の前にあった現実が夢の様に感じられる。

 主人公、ヒロインの方に振り返る。

 ヒロイン、ゴクリと息を飲む。


 
 夕日に映るその表情は今まで見た事もない すこやかな顔。

 先程までの硬い表情は消え、さわやかで どこか寂しげだ。


「 待っててくれとは言わない。でも、必ず帰ってくる。 」

主人公、ニッコリと微笑み、ヒロインから背を向け 鉄骨の高層ビルからダイブ。

 その瞬間、ピカーッと辺りが光り、光の中から巨大なウルトラマンの背中が
 ヒロインの前に現れる。

 ウルトラマンZERO。 ヒロインの眼を見て、優しく そして うなずく。


 ヒロイン、ずっとひきずっていた疑問が、ここで初めて解ける。

 なんであんなにボロボロなっていたのか・・ 

 なんであんなに ひとりで悩み、苦しんでいたのか・・・

               ここで初めて・・



 


 ☆

 




”ウルトラマンゼロ”が放映される前に作成した、オリジナル ウルトマン ストーリーです。




”こんなウルトラマンが見てみたい”





はじめに

ウルトラマンZERO

ZEROタイプ

ZEROファイタータイプ

主人公

ヒロイン

隊長

隊員A

隊員B

女性隊員C

白衣の女史 

大地の聖霊


 


 


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